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【天穂のサクナヒメ】スマホ版『ヒヌカ巡霊譚』が3ヶ月で終了!開発者が語ったサ終の経緯とは

2026年2月にリリースされたばかりのスマホゲーム『天穂のサクナヒメ〜ヒヌカ巡霊譚〜』が、わずか3ヶ月弱でサービス終了することが発表され、大きな話題になっています。Steam版のリリースも見送られる形となり、ファンの間に衝撃が走りました。

そんな中、原作『天穂のサクナヒメ』の開発者であるこいち(@y_koichi)氏が、X(旧Twitter)で内部事情をかなり踏み込んだ形で語り、それがさらに議論を呼んでいます。

目次

開発者こいち氏が明かした「想定の何倍も早かった」サ終の裏側

こいち氏は今回のサービス終了について、当初から早期サ終のリスクは「織り込み済み」だったと明かしつつも、実際には想定よりはるかに早いタイミングでの終了になったことを認めています。

つまり、最初から「いつかはサ終する」前提でスマホ展開を判断していたものの、現実は予想を大きく下回るスピードで運営終了に追い込まれた、ということになります。

「集金できなかったから終わる」――忖度なしの発言が話題に

さらにこいち氏は、サービス終了の理由についても、ユーザーのコメントに対して非常にストレートな返答をしています。

運営会社に対して「短期間でのサ終はIP全体のイメージを損なう」と進言していたことを明かしており、開発側と運営側で認識のズレがあったことがうかがえます。

なぜここまで内部事情を語るのか?――プレイヤーへの誠意

「内部情報を喋りすぎでは」という批判的な声に対しても、こいち氏はあえて語ることに意味があると考えていたことを明らかにしています。

つまり、自分自身がリリース前から広報の前面に立ってプレイヤーを呼び込んできた以上、サ終という結果に対して沈黙することはユーザーへの不誠実になる――そう考えての一連の発言だったということです。「ベラベラ喋りすぎ」と見るか「最後まで誠実」と見るかは分かれるところですが、少なくとも本人の中には明確な信念があった様子がうかがえます。

なぜスマホ版を出すことになったのか?東宝・スクエニとの関係

そもそも『天穂のサクナヒメ』は同人サークル「えーでるわいす」発のインディーゲームで、コンシューマー版が世界累計150万本超のヒット作となった作品です。なぜそれが、ガチャ課金型のスマホゲームに展開されることになったのか――。

こいち氏はその経緯についても言及しています。

つまり、

  • 出資者である東宝側がモバイル展開を望んでいた
  • IPの露出を維持するために何かしらの並走企画が必要だった
  • 当時の段階では、コンシューマーの続編は別途制作中で、それと並行できる企画はソシャゲしかなかった

という事情があったようです。

「ガチャ以外で運営継続は難しい」と結論されていた

「なぜ買い切り型のスマホ移植にしなかったのか」というファンからの素朴な疑問に対しても、こいち氏はこう答えています。

運営側のビジネスモデル上、ガチャ課金以外で収益を立てる選択肢は事実上なかった、というわけです。

「課金圧が低すぎた」とも言及

さらに興味深いのは、運営面についてもこいち氏自身が違和感を抱いていたという点です。

「これからだったんですよーーー…てか僕ら最近まで来年の作業してましたからね」とも語っており、長期運営を見据えていた側からすると、終了タイミングの早さは想定外だった様子がうかがえます。

来年の更新分までの開発は続けられていた

「これからだったんですよーーー…」――来年の作業まで進めていた

こいち氏のポストの中でも、特にファンの胸を打ったのがこの一言です。

つまり、開発側はサービス終了どころか翌年の運営に向けたコンテンツ作業まで進めていたということになります。それだけ準備していたものが、わずか3ヶ月弱で打ち切りになったわけですから、開発者としての無念さは想像に難くありません。

開発者のお気に入りキャラクターは?未登場の「強い推し」も

ファンとのやり取りの中で、こいち氏は原案担当(2さん)が手がけたキャラクターのお気に入りについても触れています。

注目したいのは「未登場で強い推しがいた」というくだり。本来であれば今後のアップデートで実装予定だったキャラクターがいたことを示唆しており、それが日の目を見ないままサービス終了を迎えてしまったことになります。長期運営を前提に作り込まれていたコンテンツがいかに多かったか、ファンとしては悔やまれるポイントです。

続編『サクナヒメ外伝 ココロワと想世の歯車』への期待

気になる正統続編については、すでに『サクナヒメ外伝 ココロワと想世の歯車』というタイトルで制作進行中です。これは2024年11月14日、シリーズ4周年を記念した三大プロジェクト(コンシューマー新作・スマホ向けゲーム・アニメ続編)のひとつとして発表されたもので、当時から並走企画として動いていた経緯があります。

本作はサクナヒメの親友であり発明神「ココロワヒメ」を主人公にした外伝作品で、心を持つ機巧「竹雛(たけびな)」との物語が描かれる予定です。販売はマーベラス、開発は引き続き「えーでるわいす」が手がけます。発売時期や対応プラットフォームなどの詳細は続報待ちですが、こいち氏が「買い切りの続編は既に制作中」と語っていたのはこの作品のこと。サ終したスマホ版とは別軸で、しっかり制作が進められていることが分かります。

こいち氏は今回の件で「しばらくこれで意気消沈してましたが、改めて自分にできることをやっていこうと思います」とコメントしており、新作に向けて気持ちを切り替えている様子です。

ネットの声:開発者の暴露ツイートに賛否両論

こいち氏の一連の発言は「正直すぎる」と話題になり、ネット上では賛否が割れています。実際のコメントから一部を紹介します。

批判的な声

  • 「内部情報をペラペラ喋りすぎ。これから一緒に仕事したい人がいなくなるのでは」
  • 「失敗した途端に他人や運営のせいにしているように見えてしまう」
  • 「『そういうことする会社なんだな』って、自分のIPもそう見られるんじゃないの?ブーメランでは」
  • 「課金した人が一番の被害者なのに、被害者ヅラに見えてしまう」
  • 「正直で素直なんだろうけど、ベラベラ喋りすぎて危なっかしい」

同情・擁護的な声

  • 「コンシューマー続編には期待してる!ソシャゲとは別物として応援する」
  • 「出資者の意向もあったわけだし、開発者一人を責めるのは違う」
  • 「課金圧が低すぎたって、むしろ良心的だったってことでは」
  • 「サ終が早すぎる運営の方に問題がある。開発はかわいそう」
  • 「未登場の推しキャラがいたって聞いて泣いた…せめてその子も見たかった」
  • 「来年の作業まで進めてたって、本当に長くやるつもりだったんだな…」
  • 「広報に加担した以上は説明責任があるって考え方、誠実だと思う」
  • 「黙って消えていく開発者が多い中、ちゃんと語ってくれるのはありがたい」

ソシャゲ業界そのものへの指摘

  • 「ソシャゲは中華レベルのクオリティが当たり前になっていて、片手間では戦えない」
  • 「5年以上続いているスマホゲーは、よほど強いIPかキャラ人気があるものだけ。普通は無理」
  • 「ソシャゲで一発当てようという発想自体がもう古い。レッドオーシャンすぎる」
  • 「インディーの星だったのに、ソシャゲに手を出したのが痛恨のミス」

「PCで遊びたかった」という声も多数

Steam版のリリースが見送られた点についても惜しむ声が多く、「最初からPC版を出していれば違ったのでは」という意見が目立ちました。こいち氏自身も「僕もなるべくPC版でやりたい派なんで…」と同意のリプライをしています。

まとめ:早期サ終が残した教訓と続編への期待

今回の『ヒヌカ巡霊譚』のわずか3ヶ月弱でのサービス終了は、改めてソシャゲビジネスの厳しさと、IP展開のかじ取りの難しさを浮き彫りにしました。

開発者こいち氏の一連の発言は、確かに普通の企業案件であれば踏み込みすぎなレベルではあります。しかしご本人が「これまでサービスの開発と広報に加担してきた以上、契約上問題のない範囲ではなるべく言わないと現プレイヤーの留飲が下げようがない」と語っていた通り、その根底にあるのは課金してくれたユーザーへの責任感のように見えます。

「織り込み済みだったが想定の何倍も早かった」「来年の作業まで進めていた」「未登場の推しキャラがいた」――こうした発言の数々からは、開発者が本気で長期運営を見据えていたこと、そしてその夢が早すぎる打ち切りで断たれた無念さがにじみ出ています。一方で、運営の早期撤退で課金してくれていたユーザーが取り残された事実は重く、そこへのフォローも今後求められそうです。

ともあれ、コンシューマーの続編『サクナヒメ外伝 ココロワと想世の歯車』が開発進行中とのこと。本格的な稲作要素や、あの独特の世界観をもう一度楽しめる日を、多くのファンが心待ちにしているはずです。今後の正式アナウンスに注目していきたいですね。

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